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軽ぁるくNLP3.「何をやってもダメな奴」はいない

軽ぁるくNLP

今この記事を
どんなところで読んでますか?

どんな気分で読んでますか?

・・・どんな風に読もうとしていますか?

 

前回は、実際に自分が体験したことに
知らず知らずに
自分がその出来事のとらえ方を
デフォルメして
演出しているということをお伝えしました。

例えば、この記事を書くのを
「楽しいな~」と思えれば
続けることがしやすいし

「絶対にやりきらなければならない」とか
思っていたら、苦しくなって
三日坊主になってしまうかも。

と言うお話しでした。

そして、体験が全て
「楽しいな~」と思えることばかりならば
いろいろな“○○術”とかもいらない訳で・・・

その次の行動を起こすまでに
私達はさらに体験に、(2)のように
ラベルを貼って 次回の行動の
参考にしようとします。

ちょうど、保存用のビデオやDVDのラベルに
・・・の体験として
経験のライブラリに保管します。

どうしてか・・・私達の脳は
自分にとってプラスになることを
自分にとってマイナスになることを
出来るだけたくさん、
キーワードで保管しておけば

様々なモノに対してヤマが張りやすいからです。

いろいろ気づいて無いところで
自分って頑張ってるんです。

そして、さっきの「楽しいな~」ではなく

「苦しいな~」という体験
例えば、苦しい練習や仕事をするときに
(2)のゾーンで「苦しい」体験や思い込みで
「苦しい」のラベルだけを貼る。
言い換えれば「苦しい」ことだ
として続けていれば、「苦しい」のは
体験もラベルもばっちり「苦しい」のです。

かといって、
「苦しい」のが「気持ちいい・・・(笑)」ってのも
無くはないですが、
全ての方にとって有りとは言えません。

(2)のところで、
「苦しい」ことの後にどんなことがあったか(過去)
また、この「苦しい」ことの先にどんなことがあるのか(未来)
について、
自分にとってプラスになる
「ラベル」を探してみましょう。

部活で厳しい練習に耐えて
試合で思いっきり楽しめたんだよな
だったら、
「厳しい練習」の体験=「本番で楽しむ準備」の体験

この仕事を成功させたら、
職場の仲間と成功を一緒に喜べるぞ
だとしたら
「厳しい締切」の体験=「仲間との達成感を得る」体験

と言う風にラベルを変えてみたら
どうなるでしょうか?

意味づけする時に
言葉を使うというのがミソです。

「厳しいことに耐えると」どんな良いことがあっ“た”か?
「苦しい締切をクリアすると」どんないいことがあるか?

苦しさにとらわれている『今』を
離れて、
自分が本当にどうしたいから
この状況にいるのかを
確認することが出来ます。

どんな状況も
ラベル一つで感覚が変わることが分かれば、

いまもし、
「苦しい」と感じているとしたら、
一旦その感覚は、
自分が、今「苦しい」と感じているということ

一旦ラベルを貼ってみてください。

そして、言葉で出来る
簡単なコーチングを一つ。

自分が、今「苦しい」と感じているのは
何があるからだろうか?
もしそれがなかったとしたら、その「苦しい」は
どんな風に変わるだろうか?

それとも
自分が、今「苦しい」と感じているのは
何がないからだろうか?
もしそれがあったとしたら、その「苦しい」は
どんな風に変わるだろうか?

こんな風に、つけたラベルに
興味を持って、今自分がやりたいことを
するのに
最もふさわしい
“ラベル”を付け直すことが出来ます。

このラベルは思った以上に
パワフルです。

そして、最後に
自分にどんなラベルをつけていますか?

私達は
「大部分の事をうまくやってきた」存在です。

でも、ほんのちょっとの
「できなかったこと」に目をつけて

「私は、何をやってもダメな奴だ!!」って
ラベル貼ってませんか?

でも大丈夫ですよ!
「何をやってもダメな奴」と言うラベルを
貼るのもダメな奴ならば

そのラベルは貼れませんから。

むしろ
「大部分の事をうまくやってきた」存在です。
のラベルならば
大部分のことをうまくやってきたんですから
うまく貼ることも出来ますよ。

試しに
「自分勝手にすごく良いラベル」
貼ってみませんか?

次回は、
(3)パターン化する、
クセづける(Programming)について
続けていきたいと思います。

そして、リクエストや質問も
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