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▽▲慣れは良いこと?悪いこと?▲▽

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新年度になって、最初の週末でした。
皆さんはどんな風に過ごされましたか?

中には、憶えることがいっぱいで
「予習、復習で手一杯だよ」
なんて方もいらっしゃるのかもしれません。

新しい事に取り組んでいるとき
早く「慣れ」て少し楽に出来る様になりたいものです。

物事に「慣れる」と確かに、楽に
余裕を持ってそのことに当たることができます。

心の余裕に繋がるわけです。

慣れるまでは、
まずは、これをやって、次に・・・と、手順に気を配ったり、
これをしないように,間違えないようにと、注意点を意識したり、
終了したら終了したで、自分にまだ基準が
ありませんから、正しくできたのかどうかを
周りに確かめる。

慣れていないことをするというのは、
意識(注意)のアンテナを感度最大にて
色々気を配って実行しているのですから
それは、余裕も少なくなるでしょうし
ちょっと疲れ気味になるのも無理からぬ事。

・・・しかし、疲れはするものの、
   そのことを、丁寧に取り組んでいる
   と言うのもまだ事実です。

慣れてきた人が、陥ってしまうのが、
「慣れる」ことによって、
この「丁寧さ」までもなおざりに
してしまうことかもしれません・

心の余裕ができて、
上手くできている感覚もつかめてきたときに
気づかずに「丁寧さ」を失うことを
「慣れる」ことを一緒にしてしまい
大失敗してしまうことが起こるのかもしれません。

・・・そこで、不味かったのは「丁寧」ではなかったこと
   であって、あなたが習熟して「慣れ」たことは
   既に、あなたに力が付いた、できるように
   なったことです。
   慣れたことは「良し」として認めてあげて下さい。

変えれば良いのは、「丁寧さ」を加えるということ。

「慣れ」る事によって、心の余裕、ひいては
自分の能力的な余裕もできるわけですから。

どんどん、慣れていきましょう。
・・・そして、その余裕を「丁寧にする」
   クオリティを高める、
   心を込めてする。

そこに投資すれば良いだけの話です。

それにしたって、不慣れなことをしていたときに
フル稼働していた、意識や、注意点や、焦りを
処理していた心の負担に比べれば軽いはずです。

何よりも、仕事や作業をより良くすることに
力を注ぐことなのですから、
あなたの貢献度合いも、
さらには、満足度も上がるはずですよね。

新しい環境や、仕事、勉強、
まずは、慣れる事からですが、
最後に一つ、自分にこんな質問
いかがですか?

「先週のはじめと、今日とでは
  どんなところが、成長して、
    どんなところが、慣れてきただろうか?」

ちょっとした休憩に、頭の体操として
それぞれ、5個ずつ
挙げてみましょうか・・・思った以上に
増えているものです。

どんな小さな成長でも見逃さないこと。
そこから、慣れと余裕に繋がりますよ。

(初出 Facebook NLPフィールドCafe2012.4.9 一部改変)
http://www.facebook.com/nlpfieldcafe

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