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「イタイのイタイの飛んでけ〜」の知恵

 NLPのエッセンスは既に使われていた!! 

 
 「まぁちゃん、そうか、ころんじゃったか。
   痛かったね、もう大丈夫。
      イタイのイタイのどんでけ〜」

 このフレーズ、言ってくれたのが
 近所のおじちゃんだったか
 おばちゃんだったか、定かではありませんが、
 転んでヒザをすりむいて、
 泣き始めたときに、良く聞いたモノです。

 しかし不思議なことに、このおまじない
 思った以上に、効果が高かった

        ・・・そう思いませんか?

 心が安定しないと、何も好転しない

 思い出して見て下さい。
 転んだりして、泣いてたとき、
  この痛みはいつまで続くんだろう?
  どうすればこの痛みが無くなるんだろう?
  わからない、だれか助けて〜
 といった不安でいっぱいになっていました。
 そんなときに、声を掛けてくれて
  「そうか、転んじゃったのか」
     と今の状況を受け止めてくれる。
  「痛かったな、もう大丈夫」
     と痛みを受け止めて、さらに安心させてくれる。

・・・実はこの時点で、痛みや不安は
   随分小さくなっていたのかも知れません。
   実は相手の状態を認めて、安心してもらうだけでも
   状態は変わり始める・・・経験ありますよね。

 そこでさらに、おまじない
 「イタイのイタイのどんでけ〜」
 
 ・・・言葉通りに受け取れば
    「“痛い”のが遠くへ飛んで行くのです」
    確かにすりむいた傷はそこに
    あったかもしれませんが、
    少なくとも“痛い”のは飛んでいくことに
    なるのです。

  意志の力で、移動することなんかできないと
  思っていた、“痛みの感覚”を
  『イタイの』というシンボル(≒形)にして
  遠くに移動させることができた。

  これが、もしかすると、私達が経験的に
  日本語で脳の使い方を体験した、
  最初の体験の1つになるのかも知れません。 

 NLPを学ぶことは、これまで培ってきた
  心の技術、言葉の技術、慣れる技術を
   自分の思い通りのタイミングで使える様に
  磨き(整頓し)直す、トレーニングです。

 「イタイのイタイの飛んでけ〜」のプロセスを
  NLPの実習的に伝えるとすれば。

 1)まずは、相手の今の状況を尊重します。
  (痛いよ〜と感じているならばそれも受け止める)
 2)次に、相手に今の状況は変化できるよ(良くなるよ)
  と変化への同意を得る
 3)変化させたい部分(イタイのイタイのといって手を当てる部分)を
  相手と共有して、それを動作(イメージ)で移動させる。
 ・・・ときに、相手と一緒に飛んでった方向を見て
    「飛んでったなぁ」と、変化を相手が受け入れるのを
    促してあげる。

・・・まさに、NLPの変化のプロセスの1つといえます。

  つまり、私達のこれまでの経験を活かして
  それをNLPで整頓し、磨き直すことができたら
  私達は私達自身をもっと自由に
  ・・・つらい心の状態を良くすることも
     手に入れたい目標への前進も
  もっと容易に出来る様になります。

・・・つまり、今のあなたから確実に
   進化し始める事ができる
   特別だけれど特別じゃないまなびが
   NLPと言えるかもしれません。

 そんな「イタイのイタイのとんでけ〜」を
  “よく”聞いたということは、
  よく転ぶ子供だったということになります(笑)。
 が、そのおかげで、今、NLPトレーナーとして
 その体験を実感込めて伝えられるということに
 なっていますよ(おじちゃん。おばちゃん、ありがと〜)。

 こんな事を、すでに「おじちゃん」と
 呼ばれるのに(ちょっと悲しいですが)
 違和感のない歳になって
 ふと思い出しました。
 もうすでに十数年使っている言葉と心、身体との関係。
 
 さらに巧みに使い始めるのも
 悪くない、そう思いませんか?

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2012.11.23一部改変)
http://nlpfield.jp/mailseminar.html

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