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“予想外”とどれだけ仲良くなろうか?

 「想定内」って流行りましたよね。

 先日、旧ライブドアの元社長、堀江さんが
 仮釈放されましたね。それで、思い出したのは、
 「想定内(外)」というフレーズ、
 もう8年くらい前の話でしたねぇ。

 その場面は、企業の株取引で、
 相手企業のトップ(あるいは)との駆け引きで
 心理戦という側面もあったのか
 どんな動きにも「想定の範囲内」という
 フレーズを相手を牽制するかのように
 仰っていたような印象があります。

 外野は・・・
 「“想定内”って発言が想定内」なんて皮肉も
 言われていたとかないとか・・・。

 しかしながら、私達にとって、
 自分の予想の範囲にある出来事に対しては
 比較的落ち着いて、対処できるのは
 体験済ですよね。
 それが、どんなに(自分にとって)難しい
 ことであっても。

 “予想してないこと”が“予想外”
  全てを予想し尽くすことが出来るだろうか?

 “街を歩きながらこのメルマガを読んでいたら
  モデル事務所にスカウトされた!!”

 これは“予想外”ですよね。
 (街を歩きながら読んで下さっていたとしたら
   感謝と共に“予想外”です(笑))
 つまり、考えつかないことが起こる状況ですが、
 予想は、いつも当たったり当たらなかったり
 出来事は、いつも当事者にとって突然です。
 
 ですから、私達は色々な予兆に気づいたり
 準備、シミュレーションをして
 “予想内”を増やしていきます。
 ・・・安心ですよね。

 時として、これ(予想内を増やすと安心)が
 行きすぎると、未来について不安を
 強く感じることになりがちです。
 
 結果、予想が完璧でないと
 (“完璧”そのものが難しいのはお気づきですよね)
 行動を起こし難くなったり、
 (不安を感じることで、)本来の力を
 出せなくなった経験、お持ちの方も
 いらっしゃるかもしれませんね。

 準備をすることとは別に
    “予想外”と仲良くなってみよう。

______________________

 “予想外”は起こる。
 そう“予想”しておくとどうでしょうか?
 外れれば、準備の範囲で上手くいきます。
 当たったとしたら、心の準備が出来ている分
 圧倒される感じは減りそうですよね。

 とはいえ、“予想外”に対処する術は
 持っておきたいですよね。
 その一つは、その出来事と距離を置くこと。
  起こったことは、そもそも、
  問題なのかそうではないのか。
  ・・・放っておけるなら
     そっとそのままにしておくことも
     できます。
  その上で、必要ならば
  “今”出来て役に立ちそうなことを
  どんなに“ばかばかしいこと”
  でもいいから最低3つ見つける。

 多くの“予想外”との遭遇は、
 私達から、戦意を喪失させます。

 考えること止めなければ
 行動することを止めなければ
 その“予想外”は、“予想外”のことではなく
 予想内のことになりますよね。
 ・・・後付けの予想になるかもしれませんが。

 新年度が始まっての最初の週末です。
 予想外、予想内のことが
 沢山起こったことでしょう。
 この週末、どうぞ自分にご褒美を。
 
 ではよい週末を!!

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2013.4.5 一部改変)
http://nlpfield.jp/mailseminar.html

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