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気づかなくてもそこにあるものを見る/掴む…あなたの世界を豊かにするのがコーチング⑥

私達は“空気”の存在に気づくのは、
どんなときでしょうか?

 風が吹いてきたとき、
 モノが燃えるのを見たとき、
 「だれ?今おならしたの?」の後息を止めて
 においがなくなるのを待った後(笑)

私達が住んでいるところには、
空気があります。
理科の教科書では、
 窒素が約8割、酸素が約2割
 残りが、二酸化炭素やその他の気体
とのことですが、その割合も
気づいては居ません。

しかし、私達はこの比率の空気があるから
生きています。
暖をとるための火もおこせます。

見えないから、触れないから
空気がないのではありません。

気づいていないと“ない”と思いがちだ
ということは共有いただけることだと思います。

つまり私達が『ある/ない』と理解していることは
おおよそ『気づいている/気づいていない』と
同じということです。

私達の意識は、ある意味怠惰です。
同じ刺激がつづいて変化がないと
そこにモノがあっても『気づく』のをやめます。

・・・いわゆる“慣れ”です。

そして、良い意味でも悪い意味でも
私達は、数十年間生きてきましたから
本当は自分にある、周りにあるはずなのに
“慣れ”のおかげで、気づいていない(忘れている)
モノがたくさんあるはずなのです。

たとえば、
 「私なんて、全然な〜んにもできないから」
っておっしゃる方に限って、
  仕事の姿を見ると、淡々と粛々となさっていたり
  とても細やかな気づきをこともなげになさったり
されます。

そう、その人にとって「当たり前にやっている」ことは
そのクオリティが高かろうが、希少価値があろうが
その人にとっては「なにげのないこと」な訳です。

そのことが、往々にして自分自身を“割り引いて”低く評価
してしまい、
 ・・・自信が持てない、だから出来ないんです
    一体、私に何が出来るか、分からないんです
と、新たな挑戦や成功を遠ざけてしまうことが少なくないのです。

その時に、少なくとも第三者が、「気づき忘れている」
その人の能力、スキル、知識、知恵、協力者を
コーチは、引き出すというか、聞き出すというか
思い出してもらうわけです。

さらに発想を広げて、今まだ気づいていないけれど
これから、ご縁を得る人や機会で手に入るものも
探ることが出来れば、
あなたにとって、自分が手に入れたい結果を
実現する可能性を高めることができます。

たとえば、「お金がなくて夢が実現出来ない」のを感じていたとしたら、
 「金は天下の回り物、お金は日本銀行が刷ればいくらでもある」
 あとは、“俺の可能性と計画に賭けてくれる相手を探すだけだ”
 と考えてみることができれば、
 「お金」は問題ではありましたが、
 むしろ、自分に投資してくれる人を説得するやり方が“問題/課題”に
 置き換えることが出来ます。

 つまり、お金を手に入れるために具体的に行動を始められるように出来ます。

 ところが、「私の近くにはお金がない」のままでは、
 (お金を印刷するのは犯罪ですから)
 お金がボトルネックになっている目標であれば
 永遠に解決し得ないものとして、諦めることになるでしょう。

実際に目に見える、音に聞こえる、身体で感じる
もの以外にも、私達が、見落とし、聞き落とし、捉え忘れ
ている、あなたの挑戦の助けとなるたくさんのモノ(リソース)が
存在しています。

コーチはクライアントに眠る(忘れている)リソースを
一緒に発見/発掘していきます。

リソースの発見は、何よりも、クライアントの
心の状態を良くします、楽観的で、未来的な
発想が出やすくなります。
先週お伝えした、たくさんのアイディアが
湧きやすい心の状態にもなっていきます。

つまり、忘れていた能力やスキル
拾えていなかったアイディアをあなたの意識は
気づき始めるのですから

あなたの挑戦(目標達成、問題解決)にとって
豊かな発想、方法、行動の選択肢が得られる状態を
作れていることになるでしょう。

コーチの“賢い”使い方…クライアントが
パワーアップするのを助け、支持する。
これが一番成功、解決の早道です。

では、また来週。

(初出:あなたの相棒、賢いコーチの使い方
     http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2014.8.6)

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