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“気負っても、自然体”になる発想方法

 「練習では上手くいくのに・・・」

 皆さんにも、ご経験があるかもしれませんが、
 「練習では上手くいくのに・・・」と
 悔しい思いをしたことあります。
 
 まだ、練習をしている段階ですから
 いわゆる「スランプ」でもありません。
 ただ、「本番」か「練習」かという
 場の違いが私達に、何かしらの影響を
 与えています。

 もちろん、相手のあることであれば
 相手の力の入れ具合も違うでしょうし、
 雰囲気も違うのかもしれません。

 しかし、なんといっても
 自分自身が「違う」と感じている場合が
 多いのです。

 すると「練習通りやれば良いんだよ」の言葉も、
 かえって「今は練習とは違うんだ」という事を
 再認識するだけになってしまいがちです。

 こんなとき、私達は少なからず
 「上手くいかなかったらどうしよう」
 という言葉や思考を回し始めている
 事が少なくありません。

 “無欲の勝利”で本人が
       気づいていること、いないこと

 スポーツの欄の見出しで
 学生さんや新人の選手に対して
 「無欲の勝利」と賞賛することがあります。

 「無欲」ですから、
 上手くいく、上手くいかないというところに
 意識を向けずにいることになります。
 そのときには、
 「勝とう」とか「うまくやろう」と
 考える事は少ないでしょう。
 しかし、反対に「すべきことをする」ことで
 精一杯(仕事でも経験ありませんか?)で
 それ以上のことを考えられていなかった
 のではありませんか?

 では「“有”欲の勝利」だったら・・・
 上手くいかなければならないと
 失敗を怖れたり
 失敗してはいけないと、
 慎重になりすぎる そんな行動をしてしまう。

 ・・・後から考えれば
    このパターンはきっと皆さんにも
    憶えがあるでしょう。

 気負っても自然体になるには・・・

 「気負わないで自然体」と口にするとき私達は、
 “いまはそうではない(気負っていて不自然だ)”
 事に気づいています。

 では、そんなときどうすれば良いか・・・

 もし、そのことに気づいても、
 自然体になるためには、一つ
 「結果はきっと上手くいくさ!」くらいの
 楽観的な発想が役に立ちます。

 楽観的な発想は、これ以降の行動の選択を
 「諦めにくく」します。
 上手くいくのが前提ですから
 行動を続ける動機を見つけやすくなります。
 ・・・つまり、行動が中心になる

 一方、その反対に悲観的な発想は、
 以降の行動をムダだと「諦めやすく」します。
 上手くいかないかもしれないのですから
 行動をしない動機・理由を見つけやすくなります
 ・・・つまり、思考が中心になる

 行動をしていると自然と身体は
 ほぐれてくるモノ
 動かさずに、思考をしていると
 固く力が入ってきがちなのは
 皆さんも経験的にお気づきだと思います。

 つまり、単純に言うと気楽に考える
 楽観的に考えるということになります。

 しかしその楽観は、NLPでいうところの
 エコロジー(全体として違和感がない)を
 備えた楽観視であればさらに効果的で
 ・・・役に立ちます。
 
 そしてそれは、NLPを活用すると
 具体的やり方をお伝えできそうです。
 その方法はおってお伝えしますね。

 では良い週末を!

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2013.7.26 一部改変)
http://nlpfield.jp/mailseminar.html

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