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いつもここからはじめることができる

 過ぎた時間を後悔する時間があるのなら…

 季節外れですが、“過ぎた時間”について
 考えるとき、いつも思い出すのが、夏休みの宿題。
 さすがに、8月31日の突貫工事は
 回避は出来たものの、最後の数日は
 計算ドリルだの、漢字ドリルだの
 宿題の処理でつまらない月末でした。

 毎年、8月20日頃には、
 「ど〜しよ〜」
 「やっとけば良かった〜」と
 一通り焦ります。

 しかし、一通り焦ったり、悩んだりして、
 そのうち焦ること、悩むことが
 無駄な努力だと気づき始め、
 (最初から気づいてはいるけれど)
 不思議と8月25日辺りには、
 「どうやろうかなぁ〜」と。 
 
 そして最終的に
 「過ぎた時間を悔やむ代わりに
     どうそれを取り返すか」

 に軌道変更していました。
 計画的無計画のごとく 
 よく分からない子供でした。 

 迷う5分も、進む5分も、後悔する5分も
                どれも5分

 過去のミスや失敗から、学ぶことで
 次の一歩に役立つコトが得られます。
 そう、あくまで、次の一歩に意識が
 向いているときには

 「迷い」も「後悔」も学びという形で
 働いてくれるはずです。

 しかし、自分や環境に関する、非難や責任に
 意識が向いているときには、
 「迷い」や「後悔」は“思考停止”として
 機能することになるでしょう。

 今起こっている結果がどうであれ
 その結果をもたらした環境や
 選択した行動がどうであれ

 今この瞬間には、再び私達に
 選択権は戻ってきています。

 前に進むために時間を使うのか
 過去に愚痴るために時間を使うのか

 いつも、どの瞬間にも
 次の時間をどのように使うかは
 自分自身が選択権をもっている

 そうではありませんか?

 いつもここから、選ぶこと、始める事ができる

 前職で、ある会社のITのトラブル対応作業に
 伺うことがありました。
 つまり、仕事とは言え問題状況に
 送り込まれるわけです。
 当たり前ながら、その問題状況をスタートとして
 次からの行動を選んでいくわけですが、
 もちろん、トラブルを起こしたお客様を
 責めるコトなどはしません(そんなはず無いですよね)。
 今、一旦起こっていることを
 知って(そのために経緯を調べる事もありますが)
 リカバーを始めれば良いだけなのですから。

 同じように、厳しい状況に陥ったとしても
 仮に、どこかで後から考えたら、不適当な
 選択をしていたとしても、

 今、この状況をスタート地点として
 リスタート、リカバーを始めればいいのです。
 そして、それが可能です。

 なぜなら、未来は今、ここから
 私達自身が自分の選択で作っていく
 のですから。

 …NLPを通して、どんな状況でも
  まず次の選択をできる自分の心の状態
  を作ることもお伝えしていきます。
  何度もお伝えしていますが、
  一旦、一歩下がって深呼吸は
  シンプルですが、役に立つ方法の一つです。

 今週がどんな一週間であれ
 素敵な週末を過ごすために、今日一日
 どのように過ごしましょうか?
 
 では良い週末を。

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2013.11. 8 一部改変)
http://nlpfield.jp/mailseminar.html

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