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“ゴールを見つける”ことそのものも一つの“ゴール”・・・コーチとの関係を戦略的に考える⑤

“コーチ”、“コーチング”は、
クライアントがそうしたい、そうなりたいと
“思っていないこと”を実現するお手伝いは
出来ません。

 ですから
 「この結果、本当に手に入れたいですか?」
 というような質問をする事があります。

そこで、
 「別に、そこまででは・・・」
という返事を頂くと、そのままでは、
コーチングを続ける事はできません。

・・・これを「コーチャブルではない(uncoachable)」 
  ということもあります。

ここでは、コーチがそのまま関わったとしても
本人が乗り気でないのであれば、
結果、現実に変化を起こすための行動を
してもらえませんから、当然、結果も出ません。

・・・ではどうするか、
  
ここは、クライアントの方と、
手に入れたい未来の状態・・・ゴール、アウトカムを
もう一度再点検します。

これもまた、クライアント本人が
自分の本音を聞くプロセスです。

せっかくコーチを呼んだのですから、
そのことは、少なからず
“手に入れたい未来”であるはずなのです。

ところが、その途中に、
 抵抗感があるとか、
 どこかに納得感がないとか、
 手に入れることに、何かしらの不安を覚えるとか
 さらには、
 そのプロセスをこなす自分に自信が無い
なんてを感じることがあります。

それが、あるときは、
「あっ、これって今欲しくない」
ものだったのかもしれませんが、

多くの場合は、手に入れたいゴールについて
漠然とした、違和感や不安を覚えている
というのがほとんどです。

つまり、実現について、擬音をつかえば
「ふわふわ」したり「ふらふら」している
そんな感じかもしれません。

そこに、自分自身の能力や資源を
投入するための根拠が持てない
ということかもしれません。

もしそうであれば、そこにある
「違和感」や「不安感」
根拠を具体的に探ることができます。

つまり、“ゴール”に関する会話を
コーチと進めることが出来ます。
そして、“ゴール”を実現可能で、
実現するに価する、魅力的なものに
すべく、探求することができる訳です。

コーチは、ざまざまな方向から
クライアントの意識的、無意識的な
目標、ゴールについても、
クライアントが“納得”して目指すことが
できるものに一緒に創りあげて行くことが
可能なのです。

コーチは、クライアントの“ゴール”を
現実に実現するお手伝いをします。

それが、仮に、今気づいている“ゴール”が
まだ不十分でも、その“ゴール”について
探求すること、そして、それを実現する
ためにコーチは、機能することが出来ます。

そう、それが、コーチが、クライアントの
大切な“未来を現実にする”プロセスのサポート
です。

     http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2015.6.10改編)

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