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新しいプロセスを作るプロセス・・・“コーチ”はプロセスの専門家⑤

私達は常に呼吸をしています。
体中を血液やリンパ液が流れ、
神経が伝達物質と電気信号で情報を流している。

私達の存在そのものも、
一瞬たりとも同じ状態がありません。

“今”の自分も、
一秒前の自分から、一秒後の自分の
過程にあると言えますね。

ですから「プロセス」と言っても
大上段に構える必要はありません。
生きていることそのものがプロセスですから。

ただし、言葉として
「プロセス」と表現したとき、
そこには「(再現するための)手順」の
ニュアンスが加わります。

ですから、私達は何か行動するとき、
上手く行くプロセスもあれば、
上手く行かないプロセスがあることを
知っています。

(お気づきの通り「プロセス」が
 ある/ないと言っている時点で、
 この「プロセス」はプロセスではありません(笑))

そこで、コーチはあなたが
“結果を変えたい”と考えている
一連のプロセスを再検討する
お手伝いが出来ます。

例えば、
「facebookで、リア充な人の投稿を見て
 いつも落ち込む。」
という悩みがあったとします。

ここで「いつも」のような言葉がでるとき
そこには「(再現するための)手順」であるプロセスが
存在します。

そのプロセスが、あなたにとって
有用ではない、むしろ迷惑だとしたら
その再設計、新しいプロセスを作るプロセスに
入るわけです。

コーチは、ここでどういう風にアプローチするか。
その一つが、問題ではなく、新しい選択肢を
見つけるやり方です。

簡単に、一つ一つのステップを確認していきます。
 1.facebookを見る
   …時間を使ってしまうこと以外問題は無さそうです
 2.リア充の人の投稿を見る
   …このことそのものは問題無さそうですが
 3.反応(落ち込む)する
   …この反応に困っているようです。
 
 facebook見る→リア充の投稿見る→落ち込む

大まかに言って上のステップが困り事のプロセスです。

ここで、いくつかの選択肢が見えてきます。
 1.facebookを見ない…そのあとのプロセスは動きません
 2.リア充の投稿を見ない…反応(落ち込む)に繋がらない
 3.反応(落ち込むこと)が意味していることを理解する
   …知り合いであれば、喜んであげれば良いし、
    知らない人であれば、気にする必要が無いはずなのに
    落ち込むのには何かわけがあるはず…
単純化していますが、今までのプロセスの途中に
新しい選択肢(≒可能性)を加えて、

これまでであれば、困った反応、結果に行き着くしかなかった
プロセスを再設計することが出来ます。

ここまで、お伝えしたのは、
(単純化していますが)問題を問題ではなくする
プロセスの再設計の一例です。

では、来週は、
新しい今よりも良い、あるいは、
初めてやることであっても
今知りうる最高のプロセスを検討するやり方を
一緒に探求しましょう。

ではまた来週。

    http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2015.9.30改編)

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