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“コーチング”がベストなときばかりではない・・・“リソース”を活性化しよう②

“コーチング”とはなんぞやと“定義”をしないことには
この話は深まってはいかないのですが、

シンプルに“コーチング”が効くのは、
相手にコーチングで“効果を得たい”と
“自分自身”が思っていることが
大前提です。

ですから、
コーチングでは“変わるはずがない”と
思っているままでは、コーチングが効こうはずもなく。
また、“それほどしたいことでもない”ことには
これまた効かない。

ただし、あくまである時点でとしておきます。

私達には、自分が納得して、
 やりたい/やろうと思うこともあれば
 いやいや/やらなくてはならないという背景の下
やろうとすることもあります。

また、心の深いところでは
 やりたい/やろうと思っていても
無理だ/できっこないということを考えていると
それ程したいことではないと強がり的に
思うこともあります。

本来的には、
 やりたいか/やりたくないか
 するか/しないか
という風に物事を進める瞬間は
シンプルなのですが、

得てして、その手前に、
無限ループのような、葛藤が
存在するのです。

それは、それで自然なこと。

ただ一つ言えそうなことがあるとすれば、
その葛藤について、向き合って
“今”どうしたいのかについて、引き出す。

どんな“今どうしたい”がでたとしても
そのことについて、“自分自身の反対意見を確認する”
いわゆる“違和感”を大事する。
ということ。

私達は、“今”この瞬間、バランスが取れています。
仮に、絶不調のときも、絶好調のときも
その状態でバランスが取れています。

そこから、改善であれ、成長であれ、
落ち込むのであれ、元気が出るのであれ
変化を始めるとき、一旦、落ち着いて居た
“バランス”が崩れます。

そのとき、線形で
・・・“目標・ゴール”、“行動”、
   “動機づけ”、“コミット”のように
   一直線に進んでしまうと
ときに“バランス”を崩したことに気づき難いのです。

一直線で進む準備ができている人もいれば、
そうでない人がいると言うことです。
その人に合ったペースやタイミング、
コミュニケーション方法を選ぶ必要があるということ。

ですから、
 “コーチの会話”にこだわりません。
 “ストーリー”を話すこともあれば、
 “問題”にフォーカスる事もあります。
 ・・・もちろん、ゴールに向かう意図を持って。

最終的には、クライアントのリソースが
クライアントにとって、使える状態になればいい
わけですから。

・・・名人が切れ味鋭く手入れをした
   刺身包丁があっても
   木を切るときには使いません
   包丁も傷むし、そもそも
   包丁も庖丁人もその力を発揮出来ないじゃないですか。

クライアントとしてあなたは、
もっとわがままに、コーチに要望を伝えてかまいせん。
“コーチ”の腕自慢をするのがコーチの場ではなく
どうあれ、“クライアント”であるあなたの
リソースが開花して、ゴールに辿り着くための“場”なのですから。

ではまた来週。

   http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2015.12.16改編)

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