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あなたの中のルールは“いつでもあなたが変えられる”

あなたの中のルールは“いつでもあなたが変えられる”

 「サッカー」でボールを手で扱ってはいけないのは…

 オリンピックも終わり、サッカー日本代表チームの
 ワールドカップアジア最終予選がすぐそこです。
 
 これまで、オリンピック、ワールドカップと
 率いる選手(層)も違えば、さまざまな監督が
 代表チームを率いてきました。 

 監督が違うと、チームのスタイルも変わります。
 監督によって、試合に対して持っている
 「価値観」の違いが行動を変える例です。

 さて、このセクションの表題にした
 『「サッカー」でボールを手で使っていけないのは』
 なぜでしょうか?

 いろいろな理由を考えることが出来るとはおもいますが、
 「サッカー」のルールでの反則で、
 相手にボールを蹴り出す権利が与えられるからですよね。

 ラグビーであれば、手でボールを扱っても良い訳です。

 この「ルール」は、誰が作ったかと言えば「人」です。
 そして、サッカーをプレーする人は
 その制限となる「ルール」を受け入れて
 サッカーというゲームをプレイしているだけのこと。

 人は、目的のために工夫を続けます。

 すると、サッカーに限らず、勝利のために
 ルールに明記してあること、以外のことを
 いろいろと試す・・・いわゆるルールすれすれの
 プレイを探り始めます。

 すると、そのスポーツのルールを決める組織が
 そのスポーツの存在意義(+面白さや品位)を
 保つために新しいルールを作る(改正する)
 ことで、ルールが変わっていきます。

 場合によっては、十数年前に良かったことが
 禁止されたり、反則だったことが緩和されたり。

「ルール」はある意味柔軟なものでもあります。

 「ルール」そのものは行動を制限します。

 「ルール」は人が作ったものですから
 原則的には変えられることは共有できたと
 思います。

 その一方で「ルール」は、プレイヤーの
 行動を制限します。たとえば、
 サッカーでボールを手で扱うことがないように。
 
 しかし「ボールを手で扱わない」というルールを
 野球に適用したらどうなるでしょうか?
 どんなゲームになるか、想像もつきません。
 (堅いボールを体で直接受けるのも痛そうですし…)

 つまりある「ルール」は、別の競技(≒別の状況)
 では役に立たないどころか、
 その競技そのものの成立を妨げるものにも
 成るわけです。

 思い出してください「ルール」は、誰が作ったか
 「人」が作りました。ですから
 「人」が(もちろん話し合い、合意は必要でしょうが)
 作り替えることが出来ます。

 そんな中で、少し思い出してみてください。
 あなたご自身が、
  実現が「難しい」と思っている目標
  解決が「困難で、打つ手がない」と思っている問題
 について。

 実際の、
  実現という行動を起こすのための
  解決という行動を起こすための
 あなたが意識的/無意識的に
 守っている、あるいは制限を受けている
 「ルール」はなんでしょうか?

 もし、それがあなたにとって「明確」に
 なれば、自らそのルールを「改正」する
 ことができる。そう思いませんか?

 ときには“昔作った”ルールが
         今のあなたの“ルール”に

 私達が自分自身の行動を制限するルールは、
 すくなくとも自分自身に“危険が及ばない”ように
 作ったものです。
 ただ、一つだけ、確認すべき課題があります。

 そのルール“いつ作ったの?”…“今とは限らない”
 ということです。そのルールは、

  小学校の頃作ったものかもしれません。
  ついこの間作ったものかもしれません。
  幼稚園やそれよりも前に作ったものかもしれません。

 すると、作った頃(の自分の能力)によって
 避けるべき“危険”の度合いが違うと言うこと
 
 ちょうど、幼稚園ぐらいの時には、
   一人で出かけちゃダメといわれていたかも
   しれませんが
 大人になって、そんな風に言われることは
 ありません。

 大人になった今ならば、以前は“危険”だった
 “危険を解決できなかった”ことも
 今ならば、“安全”だったり、“危険を解決”できる
 こともあるでしょう。

 そうなんです。
 あなたの中にある“ルール”。時々再点検を
 すると良い訳です。

 今のあなたならば、もう必要のなくなった“ルール”が
 まだあなたに制約を与えているとしたら
 それを、それこそは“博物館”にでも所蔵すればいいのです。

 なにしろ、
 そのルールをつくったのは、他ならぬ“あなた”なのですから。
 自らそのルールを「改正」することができますよね。

 そうすれば、これまでよりも
 身軽に、行動が出来るようになるはずです。

 わたしたちは、NLPのセッション、コーチングを
 通して、あなた自身、あなた自身の行動を、
 身軽にすることができるように、
 あなたの中にあったルール・・・ビリーフと呼ぶこともあります
 を整理整頓するサポートもしています。

 あなたが作ったルールは、実はだれも変えることが出来ません。
 変えられるのは、そのルールを作ったあなただけ。
 そして、これらのルールは、無意識的に機能していることが
 少なくありません。そこで、私達はNLPプラクティショナーとして
 コーチとして、あなたがこのルールを整理整頓するサポートを
 しているのです。

もし、あなた自身が、思い通りに物事が進んでいないと
感じているとしたら、是非一度ご検討いただければ幸いです。

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2014.8.22 一部改編)
http://nlpfield.jp/mailmag01/

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