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◇どんな話にも聴き方がある・・・(とんちんかんと相槌(あいづち))

◇どんな話にも聴き方がある・・・(とんちんかんと相槌(あいづち))

最初に、少しお許しいただきたいことが…

 11月末の記事で、
 「怒りのトーンや表情」から受ける影響を
 コミュニケーションの流れと分ける について
 書こうかなぁと言っていたのですが、
 次回以降に書きます・・・煮詰まりませんでした。

11月末の記事を読んでいない方にとっては、
なんのことやら、ですよね。
タイトルからして「とんちんかん」な
出だしですよね。

そういえば、この「とんちんかん」という言葉の語源で、
  (物事のつじつまが合わないこと。見当違いであること。
   間のぬけた言動をすること。(デジタル大辞泉より))
クイズ番組なんかで、出題されたのを見て
刀をはじめとした刃物をつくる鍛冶屋から来ている
というのをご存じの方も少なからずいらっしゃると思います。

鍛冶屋は、匠と助手とが交互にリズミカルに槌で鉄を鍛えるのですが、
その音のタイミングがずれて聞こえる(≒うまく仕事になっていない)
ことから来ているというもの。

 つまり槌が打たれるタイミングが合っていない
 すると、作っている刃物はうまく鍛えられません。

そしてまた、鍛冶屋由来の言葉として「相槌」があります。
これは、もともと
匠が槌を打つ合間に、助手が槌を打つことを
「相の槌」といったことからきているようです。

つまり、「相の槌(相槌)」がうまく打てていると
良い刃物が出来るというものだったようです。

そして今、私達は、会話、コミュニケーションで
相手の話を聴くとき「相槌」が大切だと
知っています。

 話を聴くときには、語源と同じように
 良い会話、良いコミュニケーションにとって
 「相槌」は重要な役割を果たします。

 想像してみてください
 独り言ではなく、あなたの話したいことを
 壁に向かって話し続けることを。

 もしかすると、むなしさや切なさを
 覚えるかもしれません。
 
 聴いてもらえていないということを
 感じるとき、私達は話すことに
 無力感や、無意味感を覚えることが少なくありません。

 そしてまた、相手のリアクション(反応)を
 受けながら話の中身が増えたり変化したりもします。

 つまり、相手の人が「話しやすい」聴き方は
 あなたがリアルに聴いているという反応していること

 そして、その反応は、相手が話すのに邪魔にならない。

 相手の話と話との合間に、「相の槌」を入れる
 まさに「相槌」です。

 このタイミングを少なくとも相手にとって
 話しづらい時に「相の槌」を入れたとしたら
 相手の人は話したいタイミングで
 話すことが出来ず、言いたいと思ってのどまで来ていた
 ことも「何言おうとしたか忘れた!」
 というように、どこかに消えてしまう
 (そんな経験もあるのではないですか?(笑))

 徐々に「とんちんかん」の心地よくないリズム、
 不協和音の会話になるのかもしれません。

話を聴くとき、その目的の中には、
もちろん自分自身の情報収集があります。

そしてさらに、相手のことを思うとき、
そこから相手に役立つ情報を自分の中で検索したくもなります。
・・・それは、過剰な質問やアドバイスとして
   “相手の発話”を遮りかねない勢いで。

しかし、これは、自分の都合。
相手の“話しやすさ”とは無関係、場合によっては逆行します。

 では、どうすれば良いのでしょうか?

それは、相手が“話すのを止める間”相手の相の槌の
タイミングを探ることになります。

 その手始めに、“呼吸”を合わせること。

人は、息を吸いながら、話すことはほぼ出来ません。
つまり、相手が息を吸うときは

 「話を止めている」

タイミングです。

そこで、初めて

 「ちょっと訊いてもいい?」や
 「提案があるんだけど伝えて良い?」と

相手に聴く準備が出来ているかの確認を
してみればいいわけです。

その回答が
 「いいよ」の時には、ようやくあなたのターンです。
また、
 「ちょっとまって・・・」などの時には
 まだまだ、相手のターンです。

実はそれだけ。

今、どちらが話して、どちらが聴くかについて
ちょっと確認するだけでも
ずいぶんコミュニケーションのスムーズさが
好転していきます。

 考えてみれば、これが出来ないだけで
 会話のリズムは合いません。

 互いに、相手を聴かない、相手に聴いてもらえない
 が続ければ

 話の中身は誤解で「とんちんかん」。
 互いの気持ちは不満で「不協和音」。

 ・・・話の中身が良い悪いではなく
    相手のことが良い悪いではなく

 うまくいかない会話の状態が、
 単なる、互いの「話す番(ターン)」の
 混乱だったとしたら・・・

そして、今すぐにそれを変えられるのは
このことに気づいたあなたからですよね。。

どんな人も、無呼吸で話し続けることは出来ません。
あなたが話を始める働きかけを出来るタイミングは必ずあります。

そして、相手に満足いくまで話してもらってから
あなたの伝えたいことを伝える方法も
選択肢として持ってみてください。

・・・聴き上手は、さらに言えば
   相手へ聴かせ上手になる可能性
   高いと思いますよ。

まずは、
話を“聴く”とき相手の呼吸も一緒に捉える。
すると、あなたが“聴いてほしいこと”を
相手が訊く準備を促す“瞬間”を
捉え始めることが出来るはずです。

では、また。

(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2014.8.19 一部改変)
http://ameblo.jp/awakeners/


Team-Awakeners ひじままさきのNLP/コミュニケーションワークショップ
こちらのHPで紹介しています。→ https://nlp.team-awakeners.com/

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