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◇許すもなにも・・・“責任感”との上手な付き合い方

◇許すもなにも・・・“責任感”との上手な付き合い方

責任感を持つことは、社会生活において
不可欠なこと。

 それによって、人から信頼されたり、
 あるいは、結果を手に入れる、
 粘り強い行動が出来たりします。

ですから“責任”に重要です。

ところが、その“責任”というのは、
「関係性」で変わるわけですよ。

・・・例えば、何か不祥事があったとき
   マスコミの記者の方が
   あたかも、国民の代表の様な口調で
   「どのように責任をおとりになるつもりですか?」
   と仰る。

 個人的に、記事として、取材をするその“責任”は納得ですが、
 渦中の方への“責任を追及する”のに、
 奇妙さを覚えたりします。

  事実を伝える“責任”は、あっても
  相手を追い詰める“責任”も、さらには“権利”も
  あるんだろうか?
  なんて疑問です。

そこまで行くと、記者と取材対象ではなく、
一個人の義憤・・・といえば格好いいでしょうが
イライラの発散にも聞こえてしまいます。

これがもしかすると、私たち一人一人にある
“責任”の感覚かもしれません、
あるいは、“義務感”の方が近いのかもしれません。

あえて、“責任”と“義務”と違いを考えると、
  義務≒自分以外のものからの「やらなければならない」
  責任≒自分自身が決めた「やらなければならない」
って考える事が出来そうです。

すると、
“責任”をとって「職を辞する」というのは
やっぱり変ですよね。言葉尻は別として
“制裁”を甘んじて受け、「職を辞する」ってことかな。

その意味でも、
 責任感というのは自分で決めた事を
 自分の意志で全うする事。
になるでしょうか?

さて、最後に、本題。

ですから、もし、
あなたが“責任”に関して、
違和感や、厳しさを覚えたとき、
それに押しつぶされるのは、
本来の“責任”を全うすることと逆行しちゃいます。

あなたが、決めた、あるいは引き受けたことを
全うするために。
まずは、あなた自身の今の状態を把握すること。
上手くいっていることに気づいたら、おめでとう!!
気持ちよくさらに進めばいいですよね。
もしも、上手くいっていないことに気づいたら
そこに居ることも、まずはOK。許してあげてください。
いえ、いえ、許すもなにも・・・
そこが、あなたの現在位置である以上でも以下でも
ないのですから、そこからスタートです。
そこをスタート地点にしてさらに進めばいいだけ。
当初とは違う段取りが必要かもしれませんが、
そこをスタート地点にしてさらに進めばいいだけ。

ここで、反省するのはいいけれど、
後悔すると、もったいないですよ。
そのことを考える“脳力”を、
前進のためのアイディア出しに、どうぞ使ってください。

そう、“許す力”って、凄いんです。
そこに存在する全ての力を、活用できるように
出来ちゃうんですから。

・・・ここ、僕が春からお伝えし始める
   NLPコースでも織り込んでいきますね。

(初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2015.5.12 一部改編)
http://ameblo.jp/awakeners/


Team-Awakeners ひじままさきのNLP/コミュニケーションワークショップ
こちらのHPで紹介しています。→ https://team-awakeners.com/

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