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◇“だってそうなんだもん”は相手の言葉にならない部分も受け止める

◇“だってそうなんだもん”は相手の言葉にならない部分も受け止める

“だってそうなんだもん”

この言葉に惹かれたのは、そう中学の数学の時間。
図形問題、三角形の合同の証明
 「一辺とその間の角が…ゆえに」
ってアレだ。

数学の中でも、
「日常生活に“三角形の証明”が
  役に立つときがあるのか?」
と数学のテストの後、
上手く行かなかったときなんかはそう思った。

何しろ、出題者の先生は
「合同になる(全く同じ形である)」
図形を並べておいて、
その根拠を見つけ説明させるのだから、
大人になって、誰かを説得するときに
必要な視点と、伝え方を学ぶの練習だ
と考えれば、そのままではないものの
立派に、「日常生活に役に立っている」。

とはいえ、中学生にとっての
難問が出題されたときなどは、

根拠が見つけられない、
材料がないから証明文がかけない

まさに、「(><;)」なのだ。 どんな見た感じ、そうなるはずだし そもそも、先生は 「合同になる(全く同じ形である)」 図形を並べておいて、 その根拠を見つけ説明させているはず なのだから、こうも言いたくなる。 “だってそうなんでしょ?”だから “だってそうなんだもん” と。 前置きが長くなりましたが、 人と人との会話や心に関するテーマを 扱っているとき、そこには、相手が “まだ、言葉にできていない”ものがあります。 それを、無遠慮に探求しすぎると かえって、相手から拒絶されたりします。 そう、どんな人も自分のことを 易々とは伝えたくない …自分の身体だけでなく心も あたかも、免疫システムが働くかのように 防護するように出来ているんです。 ですから、 あなたがガイドやコーチ、カウンセラーとして クライアントの自分自身の探求に関わるとき、 そのクライアントの準備ができるのを待つ 余裕が必要なのです。 …その時はクライアントが開示したい分だけ  受け取ってその他気になるところは  一度ぐらいは、ドアをノックしても良いでしょうが  それ以上は、一旦止めて、  クライアントの“だってそうなんだもん”は  “だってそうなんだもん”で受け止めて良いんです。 それだけちょっとミステリアス(?)で なのに、明確ではないけれど、 クライアントの思いを内包する “だってそうなんだもん”あるいはその感覚 上手く利用して、相手の大切なペースに 合わせて、問題を解す、そして、ゴールに向かう。 …丁寧に相手に関わるやり方ができるはずです。 もちろん、自分自身の探求の時も 自分自身をこじ開けるようなことは 避けて下さいね。 僕は僕で、“中学校の数学”が NLPのトレーナーとして、そして、コーチとして なんだか日常生活に役立っています。 なので、約30年前の中学生の自分に こう、メッセージします 「三角形の証明…結構なんだか役立てるよ」 って。 (初出 アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2015.11.24一部改編) http://ameblo.jp/awakeners/

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