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“今”をそのまま味方につける

“今”をそのまま味方につける

 人生楽ありゃ苦もあるさ

 東京って、実際のところ坂が多いんです。
 まち歩きが好きなので、
 地下鉄で言うと5〜6駅の距離を平気で歩きます。
 とくに、山手線の西の外側から、
 東京の中心の方向へ歩くと、
 丘(高輪台とか白金台)を超えることになります。
 目的地は、その丘の向こうにあるので、
 せっかく登ったのに、また下ることになる。
 …丘を越えないと、これまた遠回り(苦笑)

「人生苦ばっかりじゃないかぁ!!」

 といいながら、真夏の炎天下でなければ
 個人的には、良い運動になり、
 自分の健康維持に貢献したりするわけで…。

 どんな出来事であっても
 そこには、その性質や特徴があります。

 そして、それ(性質や特徴)が
 得意であったり、好きであったりすれば、

  “良いこと(≒楽)” ・・・ですし、

 苦手であったり、嫌いであったりすれば、

  “良くないこと(≒苦)” ・・・になります。

そう“成る”んです。
もともとは、良いも悪いもない

そう“成る”っていうか、そう“する(している)”
のかもしれませんよ。

…だって、あなたにとっての
 “得意/苦手”、“好き/嫌い”が
 創り出す評価が土台なのですから・・・。

 環境を変化させるか、環境にあわせて変化するか

 2年前(2016年7月)を思い出して見ると、
 東京都民にとって、政治祭り…選挙の月でした、
 新しく都知事となられた
 小池都知事の言葉に「崖から飛び降りる覚悟」と
 いうのがありました。

 選挙や勝負の世界には「流れ」、「風」が
 結果を左右するといいます。
 (選挙のことはわかりませんが、
  勝負に関しては僕の経験上もそうかなと。)

 そこで、小池都知事は、その昔
 小沢一郎氏から聞いた(学んだ)言葉から
 「風が止まったときには崖から飛び降りて、
            自分から風を起こせ」
 風が必要なのに、吹いていなければ、
 自分が主体になって、風を起こすことも大切だ
 と言う意味で仰っていたようです。

 物事が上手く行かないときというのは、
 自分がおかれている状況、環境に合う
 対応方法の手持ちが“今”ないということ。

 そこで諦める…と物事は当然好転しません。
 何かを変えなければ、また同じ結果です。

 そこで、小池都知事のフレーズのごとく
 自ら「風を起こす」か、
 「風がない」ことを念頭に置いて
 作戦を立てるか

 今更いうまでもなく、誰もが持ちうる、
 可能性であり、今を好転させる突破口
 ですよね。

 …自分で起こした風をどう使うかで
  状況は変わりますが(苦笑)

 今使える時間・空間・ものを味方にすること

 上の喩えで言えば
 「風を起こして、風がある」状況か
 「現状に合わせて、風がない」状況かを
 選択肢したうえで、味方を探す
 これが、自然な流れです。

「風を起こす」気も無いのに「風がない」と
 歎いたり、グチったりしても味方は
 見つかりません。

 なぜなら“今”を否定しているから。
 「風のない」“今”を否定しているから。 

 つまり、歎いているとき、グチっているとき
 “今”ここにもうすでにあるはずの
 味方となる原料や材料、場合によっては
 即戦力となる味方も、見落としているかもしれません・

 なにしろ“今”を否定していたから。

 このパターンのとき私たちの意識は
 “今”から情報を得ようとはしません。
 非難はしても、評価はしません。

 ここが、上手く行かないときに、
 “上手く行かない”連鎖が起こりやすいポイント。

 もし「自分で風を起こす」のでなければ、
 まずは、“今”ここにある

  時間・空間・もの(もの、人、自分自身)

 を再点検して見ませんか?

 …自分にとって“良いこと/良くないこと”の
  基準は、自分の
  “得意/苦手”、“好き/嫌い”

 つまり「見方」が自分の味方を
 増やしたり減らしたりしていた

・・・のだとしたらどうでしょう?

 「見方」と言ってますけれど、
 言い換えれば、自分の“意識”、“気づき”のこと。

 これをNLPでは、
 “言葉の使い方”で
 “五感の使い方”で
 
 ・・・適切な“見方”で
    あなたの役に立つ“味方”を

 増やそうって話です。

 “今”あなたの居るその環境が
 「味方で溢れていたとしたら」
 まずは、何を解決して、
 何から実現したいですか?

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2016.8.19 一部改編)
http://nlpfield.jp/mailmag01/

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