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▽▲地図を整備すると世界が変わる…地図は土地ではない⑧▲▽

▽▲地図を整備すると世界が変わる…地図は土地ではない⑧▲▽

日常利用する地図は、
現実の土地や道路そのものではありません。
しかしながら、その地図を頼りに
どこかに移動するとき
その“地図”と実際の道、場所、自分の位置を
を照らし合わせながら、
地図で指し示した目的地に着くことが出来ます。

 地図は私達を、目的地に辿り着かせるための
 道案内をしてくれるものにもなります。
 ・・・当たり前のこと。

私達の心(脳)の中にある“地図”も
その比喩の元となる“地図”と同じように

 私達を、時間の先、未来の目的地に辿り着かせる
 道案内をしてくれるものになります。
 なぜか?

 『地図』には、いわゆる“現実”にあること
  全てが記されているわけではありません。
  必ず、省略されたり、デフォルメされて
  描かれます。

 「心(脳)の中の“地図”」も同じように
  自分が気づいたもの、あるいは
  気づきたい(そういうクセがある)もの
  しか載りません。

するとどうなるか、本当に地図が必要となるタイミング
・・・初めてのことや、
   自分の器以上かもしれないと感じてしまうような
   チャレンジなどでは
その状況の、情報が、風景や感覚などが足りませんから、
今までの経験で創られている“地図”を使う事になります。

・・・現実世界で言えば、新しい道や建物の情報が
   まだ反映されていない古い地図ということになります。

しかし、情報が足りませんから、地図を頼らざるを得ない。
すると、これまでの“地図にある”のと同じやり方で
対応することになります。

つまり、“持っている地図”以上の対応はありません。

ですから、場合によっては
「難しい」「出来ない」「進まない」と
言うことが起こるのです。

地図が古いから。

昨年、北陸新幹線、今年、北海道新幹線が
開通しますが、そのために、在来線が直接繋がらなく
なる地域があります。

古い地図のまま、有る目的地に辿り着こうと
駅に期待して行ったとしても
そこには、変化した現実には対応していませんから
「難しい」「出来ない」「進まない」と
なります。

これと同じようなことが、
私達の「心の地図」でも起こっているのです。

しかし、たとえ今までのやり方のまま在来線で
行けなかったとしても、
 バスがあったり
 乗り換えで行けたり
 タクシーもあれば
 歩いても行けるかもしれない
と、地図上に準備する、
作戦を増やす必要があります。

・・・地図上の情報を豊かにするわけです。

そうすれば、
・・・もちろん、費用、時間、体力といった
   制約条件の再検討は必要ですが
目的地に辿り着くように
道のりを再設定した、

『新しい(手段方法の)豊かな地図』

を創ることができ、結果、目的地に辿り着く
事ができるでしょう。

「心の地図」上の話でも。

つまり、これまでのテーマ
「地図は土地ではない」こと、
これは、
私達の世界は、現実からでも、
地図からでも、変えることができることを
意味しています。
 
変える方法が複数あるからこそ、
私達は未来を、一歩ずつ、
場合によっては、半歩ずつでも
『思い通り』に進むことが
できる存在なのです。

自分からちょっと発想を変えてみる
それだけで、物事が
上手く回り出す・・・その可能性を感じませんか?

では。

image credit: buchachon / 123RF ストックフォト
(初出 Facebook NLPフィールドCafe2016.1.13 一部改変)

http://www.facebook.com/nlpfieldcafe

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