【今週のひとこと】

英雄とは、自分が出来ることをする者だ。
　　　　　ロマン・ロラン

A hero is a man who does what he can.
　　　　　Romain Rolland

英雄というと、
「普通の人にはなし得ないことを成し遂げる存在」
そんなイメージを持つかもしれません。

実際、そう称される人は
「すごいなぁ」
と素直に思います。

ところが、人から見ると、
あなた自身も「すごいなぁ」
と思われているところが
あったりするんです。

どんな人にも、その人の生きてきた
何かしらを“為し”てきた
時間があります。

その時間をかけて、
その人が“為し得る”ことを
“為した結果、成し得たもの”。

それを傍から見ると
「普通の人にはなし得ないことを成し遂げた」
　…すごいなぁ
と思える。

これが“英雄”がさしていたモノ。

今この瞬間に、自分の出来る限りのことをする。

…これがヒーローになるということ。

それは、誰かにそう称されるかどうかとは別の話。

自分が、自分の人生を生きることそのもの
…がヒーローになるということ。

ある時は、精一杯のチャレンジかもしれないし
ある時は、英気を養ったり、
疲れを癒やして自分を整えるかもしれない

それも、今の自分に気づいて
自分で、今できることをやるだけ。

…あえて“ヒーロー”と呼ばずとも
　自分の人生を生きるために
　手を抜くのではなく
　ないものねだりをするのでもなく
　今の状況、今の自分を“知って”
　今できることを“為す”

その第一歩って、もしかすると
　“自分の人生を生きる”
と決めるだけでいいのかもしれないですよ。

今、出来ることを(全部)すれば、
それは紛うことなく
“ヒーロー”の姿なのですから。

Team-Awakeners ワークショップ

(初出　アメブロ　“想いから実現への翻訳家 コミュニケーション・イノベーター”201７.5.1 改変)
https://ameblo.jp/awakeners