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“失敗”は重要な経験になる

“失敗”は重要な経験になる

物事は“やってみなければわからない”
 ・・・こととそうでないことがある

 初めて何かをしようとするときには、
 当然のこと、どうやれば良いか、
 知るよしもありませんし、
 何が正解かはわかりません。

 ところが、上司や先輩からの指示で
 することには、少なくとも
 指示をした人には、どうやれば良いか
 あるいは、何が正解か が
 あります。

 ・・・やり方の例、正解の例

 が存在するとき、そこに“失敗”を
 決める基準が認識されるわけです。

 目的地もなく、歩いていて
 「ここはどこだろう」と思うときには、
 散歩や、新しい場所の開拓と
 言われるでしょうが、
 行く先があって、歩いていて
 「ここはどこだろう」と思うときには、
 迷子だ! となるような感じでしょうか。

 経験か、失敗か、開拓か、迷子か

 現象だけを見るとその違いは
   実は微妙なものかもしれません。

他人の知恵も、
 “使える部分と使えない部分”がある。

 さて、指示を出した上司や先輩が
 「こうやれば良いんだよ」と
 教えてくれる場合があります。

 教え上手の人ならば・・・と思いますが
 “上手く行っている”ことは
 なかなか意識化しにくいもの。

 それが、その人にとって
 “スムーズ”で“自然”なもので
 あればあるほど

 ・・・聞いても上手く再現できない
    
 他の人の知恵は、多かれ少なかれ
 自分の中で解釈する必要が
 あるものです。

 そうなんです、少なくとも
 自分にとって、“成功例”を取り入れるときも
 自分に合わせて調整する必要が
 あるってわけです。

 大きな調整、小さな調整はありますが
 私達は、いろいろなことを
 自分に合わせながら、最適化して
 この世界を生きている

 ってことになりませんか?

 大きな調整の途中のプロセスをもし
  “失敗”
 と呼んでいるとしたら、

 その“失敗”は、成長のため
 より良い自分のために
 必要なものだと思うんですよね。

“失敗”という言葉の雰囲気に
  惑わされない

 私達自身、上手く行くことばかりでは
 ありません。
 もちそんm、上手く行かないことばかりでも
 ありません。

 起こったことに対して、
 調整できたことが、その先に
 “成功”・・・上手くいったこと

 になるわけです。

 単に思い通りの結果に辿り着かないことを
 “失敗”と読んでしまうと
 その“調整”に必要な“差”を検出する
 行動も出来なくなります。

 特に初めてすること、あるいは
 成功への道筋についての情報が少ないこと
 では、その調整が
 多くあるいは大きく必要になる
 はずです。

 調整や情報収集をしているとき
 それは“失敗”と名付けるものでは
 ないのかもしれません。

 “失敗”という言葉に圧倒される
 必要はないんです。

 全ての瞬間、全てのことが
 完璧になる必要はないんです。

 なぜなら、
 思いがけないこと、
 想定していないことに
 遭遇することはあるのですから。

 だとすれば、
 条件が揃ったときだけに
 「完璧にする」ことよりも
 条件が変わったとしても
 その状況に合わせて
 “調整”出来ることの方が
 訳に立つと思いませんか?

・・・どんな状況においても
  可能性(リソース)を見つける

これがNLPで手に入れて頂きたいことです。

こんなことをお伝えしています。

(初出 メルマガ “心がイキイキする言葉のフレッシュサラダ”2017.6.9 一部改編)
http://nlpfield.jp/mailmag01/

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