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帯に短し襷に長しは単なる評価・・・現実を味方につける心の使い方②

帯に短し襷に長しは単なる評価・・・現実を味方につける心の使い方②

ものごとは
 『スムーズに行く』
に越したことはないですよね。

経験上私達の思考(≒脳)は
とても面倒くさがりなのです。

難しく考える必要なく
さっさと物事が進むことは
ストレスがなかったりします。

・・・物足りなさを感じる方は
   いらっしゃるかもしれませんが

ですから、
物事が滞る…うまく行かない…感じがすると
まだ、思考(≒脳)が起動してもいないのに
その『(面倒な)感じ』の記憶は
私達にある種の“ストレス”を感じさせます

すると

思考(≒脳)はその“ストレス”の原因を
探り始めます。

たとえば、こんな仮説を立てます
「現状が良くないからうまく行かない」
と。

そこで、
「何かを変えなければ」
といろいろと考え始めるのです。

このとき、
「現状が良くないからうまく行かない」
という発想パターンが
効きすぎていると
 「色々変えてみたけど、どれもうまく行かない」
という状況にはまることがあるのです。

「現状が良くないからうまく行かない」
という発想パターンは

〔うまくいかない〕=〔現状がよくない(≒悪い)〕

です。現状、現実について
否定する、評価しないというパターンです。

自分の住んでいるこの世界が、
一瞬にして“大きく変わる”
などということはありません。

すると、
うまく行くかどうかは、
「偶然?」ということになります。

・・・原理原則に気づかなければ

ここで、
「帯に短し襷に長し」
という喩えが参考になります。
「中途半端でやくにたたないこと」
を指す喩えですが、

「帯に短し襷に長し」というのは
もともとは、「ある長さ」の“布”の話です。

・帯を作るには沢山の長さの布が必要です
・襷を作るには少しの長さの布があればいいです

どちらにも当てはまらない
いわゆる“中途半端”な長さの布についての
“評価”な訳です

しかし、現実の状況を言えば
帯を作るほどの長さはないけれど
襷にするには充分すぎる長さの布
があるだけの話

この布を“役に立てるかどうか”は
その人の発想次第です。

現実の何かが“役に立たない”のではなく
現実の何かを“役に立てられてない”と
考える事が出来るはずなのです。

すると、先程の
〔うまくいかない〕=〔現状がよくない(≒悪い)〕
は、使いにくいパターンかも
しれないことに気づきます。

そこで、こう変えてみるとどうでしょう
〔うまくいかない〕=〔現状を活かせていない〕

さらに
〔現状を活かせる〕→〔うまくいく(かも)〕
とできたら、

現実にだけ期待するのではなく
自分にも“どのように活かすか”という点で
打ち手が出てくるわけです。

コーチがクライアントの方と
探求しているのはこの点でもあります。

シンプルな現状もあれば
シンプルではなくこんがらがった現状も
あるかと思います。

そんなときには、
コーチとその課題に取り組んでみませんか?

では。

(初出:あなたの相棒、賢いコーチの使い方
   http://aibou-coach.blogspot.jp/ 2019.2.20 改編)

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