【今週のひとこと】

疑問は知恵の起源である

　ルネ・デカルト

Doubt is the origin of wisdom.

　René Descartes

インターネット、スマホ
掌の上には、世界中からの情報が
溢れています。

発信者は、専門家から一般の人まで
根拠の深いモノから浅いモノまで
玉石混交。

大量の情報を得られるという便利さは
一方で、それらの情報に
飲み込まれたり、おぼれたり
振り回されたり、だまされたり
する事になる可能性を秘めている
ってことになる。

情報を得る自由には
情報を“扱う”責任が付いてくるということ。

だから、
どんなに尊敬する人であっても
どんなに権威のある人であっても
その人の発する情報が
すべて“事実”とは限らない

なぜなら、
どんなひとも、物事を
その人の“見方”、“捉え方”でしか
受け入れることができませんから。

どうしたって、どんなに微細であったって
その人の“見方”、“捉え方”の
影響を持った情報になる訳です。

だからこそ、僕は（できたら私たちは）
出会う様々な情報を
自分の目で、耳で、身体で
捉えて、自分で取捨選択…自分のモノに
したいと思うのです。

自分が発する情報は、
自分の“確信”と共に伝えたいな
と思うのです。

サラリーマン時代から
上司、先輩に
「それは、どうしてですか？」
と尋ねてしまう社員でしたが
それと同時に
後輩にも、お客さんに尋ねられた時にも
自分の出来る限り、丁寧に
その「どうしてですか？」に
答えてきたつもりでいます。

自分が納得する事をお伝えする。

それを是とするか非とするかを
相手にお任せできるように

自分ができるだけの事をお伝えする。

こうやって、今僕は、
トレーナーとして、コーチとして
活動する土台とつくってきたんだな
そう思います。

これからも、ぜひ、僕の発言に
「どうして？」と
思ったら、ぜひぜひ
尋ねてください。

その疑問がお互いの知恵を高める
そう思っていますから。

コミュニケーションの量が
ときに、その質を高めるというのも
経験で得た知見のひとつです。

では。

Team-Awakeners ワークショップ

(初出　アメブロ　“想いから実現への翻訳家 コミュニケーション・イノベーター”201７.12.4 改変)
https://ameblo.jp/awakeners