僕自身は、片手に足りないくらいしか

生で聞いたことはないのですが・・・

　「お前、何様のつもりだ」

というフレーズ。

まぁ、人に問う前に

　「“お前、何様のつもりだ”という

　　あなた“様”こそ、何様のつもりで

　　いらっしゃるのでしょうか？」

ってところでしょうか。

実際には言い返したことはありませんが。

(不毛な戦いになるので…)

　「自分を尊重しなさい」

と言う意思表示なのでしょうが、

どうも、

　言い方や態度がマズかったのか

　虫の居所が悪かったのか

今となっては分かりませんが

相手の方が「自分が“蔑まれた”」と

感じたと言うこと。

多くの場合

こちらが正論で相手の方が無理筋の時に

出てきた気もするのですが・・・

すると、正論を伝えている側には

もしかすると、“正しさ”という権威を

かさに、ちょっとした“横柄さ”が

あった可能性が出てきます。

正しいのは、意見であって、自分ではない

ですから、どんなに無理筋を主張している

相手であっても、横柄であったとしたら

　“態度が気に入らない”

となるのは道理。

ましてや、

相手が年上だったりしたときには、

相手に逃げ場はなかったりします。

どんな関係性であっても、

その人に“余裕”がなければ、

頑なに、自分の事（意見や主張）を

守ろうとするもの

北風と太陽の寓話でいえば、

正論を振りかざすことは

ときに、北風的なアプローチになる

ということです。

どんなに正しいことも

相手が、「なるほどそうだ」と

思えなければ

相手にとっては、

単なる「意見」の押しつけ

にしかなりませんから。

その上、

「正しさ」という錦の御旗の

権威を知らずに

振りかざしていたとしたら

結果

「お前は何様のつもりだ」

っていわれるのも道理かも

しれないですよね。

どんな主張であっても

「伝わる…わかってもらおうとする」

姿勢がなければ

単なる「傲慢」なヤツ

ってことになっちゃうってこと。

どんなに「正しい」としても。

で、次にもし

「お前は何様のつもりだ」と問われたら

そのの答えに

「私は、あなたに私の意見を

　知ってもらいたいだけ。

　そのつもりです」

と答えてみようかと思ってます。

(初出　アメブロ“ひじま・まさき”のブログ 2017.3.10　一部改編）
http://ameblo.jp/awakeners/

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